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NISHITOKYO

SIMA DENTAL

CLINIC,

TOKYO

06   /   2009

計算された収まりが、清潔感を生む

西東京・ひばりが丘の閑静な住宅街。歯科大学で出会った若い二人は、ここで小さな戸建住宅を改修してクリニックを開業することにした。

南側には、コバルトブルーのシートが印象的な診察室。有孔の縦ブラインドで柔らかく間仕切られ、窮屈を感じない。北側は一部増築し、高さ5メートルのガラス壁を設置。安定した光が注ぐ開放的な待合室になった。腰高を抑えた受付カウンターはオープンで、圧迫感を与えない。


新たなガラス壁とメタルのサイン/ルーバーが加わり、ファサードは変貌を遂げる。住宅の外観から脱皮し、夫妻の美意識が反映されたシャープなイメージとなった。

 

限られたスペースを巧みにアレンジしてミニマルな空間美を創出し、洗練されたクリニックが生み出された。

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